最終更新日:2021年4月8日

2021年3月20日宮城県沖の地震の震源斷層モデル


作成:2021年3月22日
更新:2021年4月8日

2021年3月20日宮城県沖の地震のすべり分布モデル

概要

2021年3月20日に発生した宮城県沖を震源とする地震について、電子基準點等のGNSS観測點で観測された地殻変動を基に、プレート面上の斷層すべりを仮定してすべり分布を推定しました。
推定されたモーメントマグニチュード(Mw)は7.2 (地震モーメント:7.43×1019Nm)です。

すべり分布モデル

すべり分布モデル及びGNSSデータの観測値と計算値(水平成分)

図.すべり分布モデル及びGNSSデータの観測値と計算値(水平成分)[PNG: 202KB]

※プレート面を10kmx10kmの小斷層に分割してすべり分布を推定
※プレート面はKita et al. (2010, EPSL)およびNakajima and Hasegawa (2006, GRL)による。
※ラプラシアン平滑化を採用。ハイパーパラメータはABICにより決定。
※Mwの計算においては、剛性率を60 GPaと仮定

すべり分布モデル及びGNSSデータの観測値と計算値(鉛直成分)

図.すべり分布モデル及びGNSSデータの観測値と計算値(鉛直成分)[PNG: 182KB]

※プレート面を10kmx10kmの小斷層に分割してすべり分布を推定
※プレート面はKita et al. (2010, EPSL)およびNakajima and Hasegawa (2006, GRL)による。
※ラプラシアン平滑化を採用。ハイパーパラメータはABICにより決定。
※Mwの計算においては、剛性率を60 GPaと仮定

2021年3月20日宮城県沖の地震の震源斷層モデル

概要

2021年3月20日に発生した宮城県沖を震源とする地震について、電子基準點等のGNSS観測點で観測された地殻変動を基に震源斷層モデル(矩形斷層一様すべり)を推定しました。特徴は以下の通りです。

1) 北-南走向で西に傾き下がる斷層面上における逆斷層運動が推定される。
2) 推定された斷層面の水平位置は、震源分布と整合している。
3) 斷層の上端は、深さ約40km(斷層下端:約58km)に位置する。
4) 推定されたモーメントマグニチュード(Mw)は7.1(地震モーメント:7.17×1019Nm)である。

震源斷層モデル(矩形斷層一様すべりモデル)


図.震源斷層モデル及びGNSSデータの観測値と計算値[PNG: 221KB]

(上)矩形実線は震源斷層モデルを地表に投影した位置で、太い実線が斷層上端。矢印は観測値(黒)及び計算値(白)の水平成分。

(下)傾斜方向(A-B)に射影した斷層面(太線)及び震源分布(點)。傾き下がる方向を正に取っている。実線はプレート境界面(Nakajima and Hasegawa 2006, Kita et al. 2010)

☆印は震央、點は震源分布(気象庁一元化震源を使用)。

表. 震源斷層モデルのパラメータ

経度
[ ° ]
緯度
[ ° ]
上端深さ
[km]
長さ
[km]

[km]
走向
[ ° ]
傾斜
[ ° ]
すべり角
[ ° ]
すべり量
[m]
Mw
142.084
(0.036)
38.479
(0.022)
39.6
(2.9)
39.9
(9.0)
42.0
(6.8)
200.0
(11.8)
25.9
(2.9)
87.7
(12.9)
0.71
(0.14)
7.15
(0.02)

※マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)法を用いて矩形斷層1枚でモデルパラメータを推定した。
※位置は斷層の左上端を示す。( )內は誤差(1σ)を示す。
※斷層長さと斷層幅の比を拘束しないで計算した。
※Mwと斷層面積がスケーリング則(Strasser et al. 2010)に近づくよう拘束した。
※Mwの計算においては、剛性率を60GPaと仮定した。

【(參考)事後確率分布(コーナープロット)】

図.モデルパラメータのコーナープロット(參考)[PNG: 865KB]

各パラメータ(経度、緯度、深さ、長さ、幅、走向角、傾斜角、すべり角、すべり量)間の相関関係を表す。

【地理院地図での表示】

震源斷層モデル及び震源分布データのkmlファイルは下記から入手可能です。

震源斷層モデルのkmlファイル

震源分布データのkmlファイル

※震源分布のデータは、気象庁が大學や國立研究開発法人防災科學技術研究所等の関係機関から地震観測データの提供を受け、文部科學省と協力して整理したものです。(2021年3月20日に宮城県沖で発生した地震後、同年3月22日7時30分までに起きたマグニチュード2以上の地震の震源分布データ)


地理院地図上でkmlファイルを読み込み、3Dモデルで表示すれば、推定された震源斷層面(茶色矩形)を3次元で見ることができます。

地理院地図の3D機能の説明

【參考】2021年3月22日作成:2021年3月20日宮城県沖の地震の震源斷層モデル

概要

2021年3月20日に発生した宮城県沖を震源とする地震について、電子基準點等のGNSS観測點で観測された地殻変動を基に震源斷層モデル(矩形斷層一様すべり)を推定しました。特徴は以下の通りです。

1) 北-南走向で西に傾き下がる斷層面上における逆斷層運動が推定される。
2) 推定された斷層面の水平位置は、震源分布と整合している。
3) 斷層の上端は、深さ約44km(斷層下端:約56km)に位置する。
4) 推定されたモーメントマグニチュード(Mw)は7.1(地震モーメント:5.25×1019Nm)である。

震源斷層モデル(矩形斷層一様すべりモデル)


図.震源斷層モデル及びGNSSデータの観測値と計算値[PNG: 203KB]

(上)矩形実線は震源斷層モデルを地表に投影した位置で、太い実線が斷層上端。矢印は観測値(黒)及び計算値(白)の水平成分。

(下)傾斜方向(A-B)に射影した斷層面(太線)及び震源分布(點)。傾き下がる方向を正に取っている。実線はプレート境界面(Nakajima and Hasegawa 2006, Kita et al. 2010)

☆印は震央、點は震源分布(気象庁自動震源を使用)。

表. 震源斷層モデルのパラメータ

経度
[ ° ]
緯度
[ ° ]
上端深さ
[km]
長さ
[km]

[km]
走向
[ ° ]
傾斜
[ ° ]
すべり角
[ ° ]
すべり量
[m]
Mw
141.984
(0.033)
38.566
(0.021)
44.4
(2.8)
35.2
(3.1)
35.2
(3.1)
188.8
(14.7)
19.0
(3.2)
79.3
(16.3)
0.74
(0.13)
7.08
(0.02)

※マルコフ連鎖モンテカルロ(MCMC)法を用いて矩形斷層1枚でモデルパラメータを推定した。
※位置は斷層の左上端を示す。( )內は誤差(1σ)を示す。
※斷層長さと斷層幅は同じ値に固定して計算した。
※Mwと斷層面積がスケーリング則(Strasser et al. 2010)に近づくよう拘束した。
※Mwの計算においては、剛性率を60GPaと仮定した。

【(參考)事後確率分布(コーナープロット)】

図.モデルパラメータのコーナープロット(參考)[PNG: 672KB]

各パラメータ(経度、緯度、深さ、長さ、幅、走向角、傾斜角、すべり角、すべり量)間の相関関係を表す。

【地理院地図での表示】

震源斷層モデル及び震源分布データのkmlファイルは下記から入手可能です。

震源斷層モデルのkmlファイル

震源分布データのkmlファイル

※震源分布のデータは、気象庁が大學や國立研究開発法人防災科學技術研究所等の関係機関から地震観測データの提供を受け、文部科學省と協力して整理したものです。(2021年3月20日に宮城県沖で発生した地震後、同年3月22日7時30分までに起きたマグニチュード2以上の地震の震源分布データ)


地理院地図上でkmlファイルを読み込み、3Dモデルで表示すれば、推定された震源斷層面(茶色矩形)を3次元で見ることができます。

地理院地図の3D機能の説明

地震概要

地震発生日時 令和3年(2021年)3月20日18時9分
震源位置 38.400°N、141.700°E、深さ59 km
(気象庁、2021年3月22日現在)
マグニチュード 6.9(気象庁、2021年3月22日現在)

このページの內容?畫像を引用?転載される方へ

本ウェブサイトで公開している情報(畫像、図表、文字等)を利用する際は、國土地理院コンテンツ利用規約に従いご利用ください。
(研究成果利用狀況の把握のため、引用先?転載先をお知らせいただければ幸甚です。)

問い合せ先

地理地殻活動研究センター
地殻変動研究室
室長   宗包 浩志 (直通 029-864-6925)
問い合わせ先


午夜裸体性播放,两性刺激生活片免费视频,国产男女交性视频播放免费