令和2年7月の地殻変動

発表日時:2020年8月11日(火)16時00分

全國の地殻変動概況

 別紙1~7は、國土地理院が全國に展開している電子基準點等のGNSS連続観測網(GEONET)の観測結果から求めた2020年6月下旬から2020年7月下旬までの1か月間の地殻変動を表したものです。東日本の広い範囲で、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。
 火山周辺では、硫黃島において地殻変動が見られます。

トピックス

  • GNSS観測によると、2019年中頃から志摩半島で観測されている、それまでの傾向とは異なる地殻変動は、最近は鈍化しているように見えます。この変動は、志摩半島周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因するものと推定しています。(別紙8)
  • GNSS観測によると、2019年春頃から四國中部でそれまでの傾向とは異なる地殻変動を観測しています。この変動は四國中部周辺のプレート境界深部における長期的ゆっくりすべりに起因するものと推定しています。(別紙9)
  • 草津白根山周辺では、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙10)
  • 淺間山周辺では、2020年7月頃から、「東部」-「嬬戀」等の基線でわずかな伸びが見られます。(別紙11)
  • 硫黃島では、「硫黃島1」及び「M硫黃島A」では隆起が、「硫黃島2」では南向きの変動が継続しています。(別紙12)
  • 西之島では、だいち2號によるSAR解析結果によると、島の広い範囲で降灰や溶巖の堆積等によるとみられる非干渉領域が見られます。また、火砕丘の直徑が1.2倍程度に拡大し、火口の形狀及び火砕丘の南側の地形に変化が見られます。さらに、火砕丘の周辺と北側の広い範囲に降灰の影響とみられる反射強度の低い領域が見られます。なお、海岸線に顕著な変化は見られません。(別紙13)
  • 阿蘇山周辺では、阿蘇山を取り囲む基線で、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙14)
  • 霧島山周辺では、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙15)
  • 桜島周辺では、鹿児島(錦江)灣を挾む「垂水」-「隼人」等の基線でわずかな伸びが見られます。桜島島內の基線では4月下旬頃から停滯又は縮みの傾向が見られます。(別紙16)
  • 薩摩硫黃島では、顕著な地殻変動は観測されていません。(別紙17)
  • 口永良部島では、2020年3月頃からわずかな隆起がみられます。「上屋久2」-「口永良部島」で2015年の噴火後から見られた長期的な縮みは、2018年半ば頃からほぼ停滯しています。(別紙18)
  • 諏訪之瀬島では、「十島」で見られていた、南東方向の小さな変動は2020年3月頃から鈍化しています。(別紙19)

補足説明

  • 全國の1年間の地殻変動(2019年7月下旬から2020年7月下旬まで、別紙20)からは、以下のような傾向が見られます。
    • 東北から関東?中部までの広い範囲で、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。
    • 硫黃島では、島內の地殻変動が見られます。
    • その他の地方では、プレート運動による定常的な地殻変動が見られます。

別紙一覧

問い合わせ先

國土交通省國土地理院
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
地理地殻活動研究センター  地殻変動研究室長  宗包 浩志    (029-864-6925)
測地観測センター      地殻監視課長    仲井 博之    (029-864-5971)
測地観測センター      地震調査官     黒石 裕樹    (029-864-4825)
                               FAX 029-864-8381

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。


午夜裸体性播放,两性刺激生活片免费视频,国产男女交性视频播放免费